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進化論

「進化論」とは19世紀にチャールズ・ダーウィンによって初めて提唱された生物の進化に関する理論ですが・・・。

 

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一見、題名とは全く関係の無さそうな”ZIPPO”
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM

 

 

 

ワタクシの生物に関する知識なんて、高校1年生の頃から増えてないというか、どんどん抜け落ちてすごいスピードで忘却の彼方にいってしまっているのですが、確か「自然選択」により生物は進化していくって感じですよね?

その後、メンデルが遺伝法則を発見し、親から子へは遺伝子が半分ずつ継承されていくってことになりました。(っていうか大体あってますよね?間違ってたらごめんなさい・・・汗)

人間を含む生物は様々な生活環境に対応するために、様々な性質を持った個体同士が出会い、遺伝子交換することで、その子供にはそれぞれの特徴を少しずつ受け継いでいくってことになります。(なんか本当にあってるのか不安になってきました。ワタクシ生物選択じゃないんで、ほんとにうろ覚えです・・・。)

 

というわけで、何の話がしたいかというと、そうやって遺伝を繰り返してきた結果、ワタクシはなんと暑がりであり且つ冷え性という二面性を持ち合わせることに成功したのです(笑)。

(いやぁ、これを言いたいだけだったのですが、無駄に長い前置きになっちゃいました・・・笑)

 

さて、そんな面倒くさい性質を持ったワタクシですが、冬季は冷え性の方に悩まされることになります。元々体温は高い方なので体は大丈夫なんですが、手足の末端がやばい・・・。

そんなワタクシは、ここ数年あるアイテムを使用しています。それがこれ、ZIPPOのハンディウォーマーです。

 

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燃料はZIPPOのライターオイルです。
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM

 

「ハンディウォーマー」なんて名前がついていますが、要は懐炉です。昔はベンジンを燃料にした「ハクキンカイロ」なるものがよく使われていたそうですが、最近はほとんど見かけないですね。登山とかをされる方には馴染みかもしれませんが。

このZIPPOハンディウォーマー(以下、Zカイロ)はZIPPOのライター用オイルを使用します。

 

ただ、ワタクシはこのZカイロを買うまで、使い捨て無い懐炉って使ったことも持ったこともありません。数年前に興味に惹かれて購入したのですが、説明書を見るまでどんな原理なのかさっぱりわかりませんでした。というか、ワタクシの世代だと知らない人って多いんじゃないかなぁ・・・。

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これがバーナー。ちょっとブレてる・・・(汗)
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM

 

というわけで、少し原理&使い方を。

このZカイロの暖かくなる原理ですが、燃料であるオイルをゆっくりと(燃焼させることなく)酸化させることで、その酸化熱を利用するって感じです。(これ以上つっこまれても分かりません。。。)この原理そのものは使い捨て懐炉と同じようなもんですよね。

まず蓋をあけると上の写真のような物がでてきます。一応、「バーナー」ってことになってますが、火が出るわけではありません。ここに燃料の酸化を促す触媒が入っています。

 

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中は綿
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM

 

このバーナー部分をはずすと燃料を染み込ませる綿が詰まっているのが見えます。

で、使用する時はこの綿の部分に燃料を染み込ませていきます。Zカイロに同梱されているジョウロのような計量器(上の方の写真に写っています。)を使って燃料を量り、綿部分に流し込んでいきます。

その後、バーナー部分を付けるのですが、これで終りではないんです。単純にバーナーと燃料が触れるだけではダメで酸化反応をスタートさせるきっかけが必要なのです。

 

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熱します。
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM

 

というわけで炙ります(笑)。

なんとなく燃料に火が着いてしまいそうな気もしますが、そこまでがっつり炙るわけではありません。バーナーの触媒部分を数秒あっためる感じです。反応が始まると本体がじんわりあったかくなってきます。

この着火作業ですが、炙りすぎると触媒がダメになるとか、真上から火を当てるとバーナー部分に煤がついてダメになるとか言われていますが、意外と適当にやっても大丈夫です(笑)。ワタクシは上写真のようにしていますが、まだ壊れたりはしていません。

 

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フリースの入れ物
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このZカイロですが、よく市販されている使い捨てカイロの数倍の熱量だそうです。というわけで、そのままもってるとちょっと熱いです。そこで、写真のような入れ物に入れておきます。

使い心地ですが、かなりいい感じです。かなり暖かいので、ポケットに入れておくとかなり広範囲を暖めてくれる気がします。また、燃料の量を調節できるので、使用時間に合わせた長さに設定できます(最大24時間分まで燃料は入れられるようです)。

デメリットとしては、オイルを使うせいで、若干石油の匂いがします。本体そのものを嗅ぐとかなり石油臭いですが、ポケットに入れているだけだとそんなに気になりません。が、たまに石油臭を感じるのは確かです。あとは、冷めすぎてしまうと燃料が残っていても反応が止まってしまうことがあります。なので、暖かい部屋に入ったからと言って、ポケットから出して放置していると冷たくなってしまいます。

 

と、そんなZカイロですが、昨日あたりから急に寒くなったので、早くも活躍しています。今週末は少し寒そうなところへ出掛けるので、重宝しそうな予感です。

 

 

 

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