トリコロールでもなく、レインボーでもなく・・・ 【2010年11月3日】
文化の日を利用して、日帰りで紅葉狩りに出掛けてきました。今回の行き先はトリコロール(三色)でもレインボー(七色)でもなく・・・?
非常にきれいに紅葉しています。
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
今年の紅葉
今年は猛暑のせいかうまく紅葉が進んでいなくて、紅葉狩りの名所である日光でも、まだまだ色づいていないようです。というか、紅葉しない可能性もあるとか・・・。
日光でもまだということはもっと北へ・・・ってことで、三色と七色の間をとって「五色沼」に行ってきました(笑)。
五色沼
ワタクシはてっきり5つの沼がそれぞれの色をしているのだと思っていたのですが、沼は大小あわせると40程度あるそうです(汗)。磐梯山が噴火した際に裏磐梯と呼ばれているこの地域では様々な成分(金属)を含んだ沼(湖)ができたそうです。そして、それぞれがその濃度や光の当り具合でいろんな色に見えることから、その一帯を「五色沼」と呼ぶようになったようです。
トレッキング(毘沙門沼~柳沼)
裏磐梯ビジターセンターというところに車を停め、そこからハイキングコース(五色沼自然探勝路)を歩きました。全長3~4キロほどのコースで国立公園の中を探索できます。
トレッキングのスタートです。
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
この日は、午前中に雨が降っていたらしく道は少しぬかるんでいましたが、歩けないほどではありません。ただ、風が強くかなり寒い・・・。
毘沙門沼
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
まず。最初に見えてくるのが五色沼最大の毘沙門沼です。沼というより湖って感じですが、水も透き通っていてとてもきれいな沼です。鯉なんかも泳いでいます。
地元の人の話だと、その鯉の中にハート柄のがいるそうです。それを見ることが出来たら恋愛がかなうとか。鯉に恋を願う・・・なんて。。。(笑)
赤沼
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
次は赤沼です。ん~、ワタクシには完全に緑に見えるんですが・・・。でもかなりキレイな緑色をしています。
深泥沼
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
ここもキレイな緑色をしています。写真ではわかりにくいですが、先ほどの赤沼よりも黄緑色っぽい感じですね。
青沼
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
青沼です。こちらは名前の通り青い色をしています。結構鮮やかな色です。ただ、やはりミネラル分が多すぎるのか魚はあまりいないようです。小さな魚はいるみたいですが。
ハイキングコース脇に流れる小川?
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
この五色沼一帯の沼は繋がっているというか、写真のような流れがいたるところにあります。遊歩道のすぐよこを流れているのですが、ここでも水は非常にきれいです。
柳沼
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
この柳沼で、ハイキングコース終了です。ここまでで、4キロ弱ほど歩いているわけですが、写真を撮りながらのんびり歩いていたこともあってそんなに疲れることもありませんでした。時間は1時間半ほどかかっちゃいましたが。
ちょっと寄り道&夕焼け
ここからは連絡バスに乗れば、もとのビジターセンターまで戻れるのですが、せっかくなのでまた歩いて戻ることにしました。
遠藤現夢碑
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
ここは、ハイキングコースからはずれて数百メートルほど山中にはいったところにあります。この五色沼地区の自然を愛し、自然公園として切り開いた(?)現夢さんのお墓らしいです。何かちょっと神秘的なところでした。人が誰もいなかったこともありますが・・・。
ただ、この五色沼地区でも時折熊が出没するらしく、本格的なトレッキング装備をしている人たちは「熊よけの鈴」をつけていました。そんな中、メインコースをはずれてこの記念碑まで一人きりで圏外の道のりはとても心細く、いつでも猛ダッシュできる準備をしつつ周囲を警戒しつつのハイキングでした(笑)。
毘沙門沼まで戻ってきました。
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
再び、4キロ程のコースを歩いて毘沙門沼まで戻ってきました。この頃にはもう日もかなり傾いてきて、空もオレンジに染まりかけていました。
夕日の写る毘沙門沼を見てみようとおもったのですが、写真ぐらいが限界でした。これ以上沈むと山の影に隠れてしまいました。その後はまた急激に寒く・・・。
葉より団子
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
ハイキングコースを往復し、小腹も減ったところで、売店で味噌団子を買いました。疲れた体に最高でした。その場で焼いているので熱くて冷え始めた体にもぴったりです。
その後
五色沼探索は思いのほか楽しめました。紅葉狩りという感じではありませんでしたが、しっかり紅葉も見れましたし、なにより自然の中をゆっくり歩けたのがよかったです。
この後、冷えた体を温めるべく近くの温泉に浸かってから帰りました。
川崎市からは往復で650キロほどあったのですが、日帰り旅行としてはギリギリの距離ですかね・・・。
Nov 5 (Fri) , 2010 ∥ Category: Travel
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