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~ Celeste + α な生活 ~

首都圏

温泉はからだの癒し 芸術はこころの癒し 後編 【2011年2月5日~2月6日】

さて、熱海旅行の2日目です。

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2日目朝。朝靄で海もよく見えません・・・
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6

 

 

2日目の朝食は宿で食べました。

熱海は魚の干物が有名で、朝食にもアジの干物が出てきましたが、焼きたてだったこともあってとてもおいしく頂きました。おかげでご飯を大量に食べたので朝からお腹いっぱいです。

さて、この日最初に訪れたのは「MOA美術館」と言うところです。JR熱海駅からバスで5分程度のところにあります。

 

MOA美術館
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MOA美術館入口
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6

 

なにやら山にめり込んだ感じの建物です。実際はこの森っぽいところの奥に本館があって、そこまで地下通路(?)で繋がっています。

この”MOA”という名前はちょっと変わっていますが、これは”Mokichi Okada Association”の略なんです。岡田茂吉という人が開設した箱根美術館の姉妹館として開館した熱海美術館を前身とし、岡田さんの生誕100周年を記念して、このMOA美術館が開館したそうです。

 

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本館。
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6

 

このMOA美術館には3つの国宝が展示されています。展示されている順番に紹介すると、まずは『翰墨城(かんぼくじょう)』という手鑑(てかがみ)です。手鑑とは今で言う古書のスクラップのようなもので、この『翰墨城』には三蹟(藤原行成・小野道風・藤原佐理)の書も収められています。

2つ目は『色絵藤花図茶壺』という壺です。これは江戸時代に活躍した陶芸家である野々村仁清の作品です。

3つ目がこの美術館の目玉なんですが、尾形光琳の『紅白梅図屏風』です。これは誰もが教科書なので見たことがあると思います。

ワタクシもこの『紅白梅図屏風』は楽しみに行ったのですが、本物をじっくり見れるのはやはりいいものですね。梅の花弁の書き方やまだ議論の残っている金箔部分(後述)など、細かく見てみると面白いものでした。

 

金色夜叉

 金色夜叉は尾崎紅葉の有名な小説ですが、その中でお宮を蹴飛ばす貫一の場面があります。

 

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貫一とお宮
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6

 

その一コマの銅像が建てられており、その横には『お宮の松』と呼ばれる松があります。元々、金色夜叉とは全く関係のない松なのですが、金色夜叉の句碑が建てられた横にあった「羽衣の松」をそう呼ぶようになったそうです。

 

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2代目『お宮の松』
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6

 

しかし、この「羽衣の松」は『お宮の松』として有名になってしまったが故に観光客が増えたこともあって、枯れてしまったようです。なので、現在の『お宮の松』は2代目になります。この松も枝枯れしてきているようで、樹勢活性化というのが行われています。

 

一人での旅行も悪くない 

今回は、近場で一人温泉旅行したわけですが、一人だとスケジュールを自由にできるのでとてもゆっくりできました。温泉でゆっくりしたり、だらだらと街をぶらついたりできたので、心身ともにリフレッシュできたと思います。また、機会があればどこかにふらっと出掛けたいものです。

 

P.S.
『紅白梅図屏風』の金箔に関する議論ですが、何年か前に「この金箔は実は金箔ではなく、光琳が金箔を貼っているかのように金泥で描いたものである」という調査結果が発表されました。しかし、昨年このMOA美術館の調査では「やはりこれは金箔が貼られたものである」となったのです。現在でもまだどちらが正しいのかははっきりしていないようです。

 

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