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若冲に会いに 【2013年8月31日】

8月末の週末に日帰りで福島まで行ってきました。

東京駅から福島駅まで新幹線で約1時間半。結構近いもんですね。

 

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JR福島駅
Sony α77 × Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5(1680Z)

 

 

 

 

東北新幹線(山形新幹線)には初めて乗りました。記念に新幹線の写真も撮ってみたんですが、鉄道マニアではないワタクシにとったら、写真を見ても何の車両かさっぱり・・・(笑)。

 

さて、今回の福島旅行の目的地は福島県立美術館です。

福島駅から福島交通飯坂線というローカルな電車に乗り継ぎます。

 

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乗車駅証明書発券機
Sony α77 × Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5(1680Z)

 

 

この鉄道はほんとに昔ながらな雰囲気が残っています。

自動改札ではないので、ICカードどころか磁気切符でもありません。福島駅では券売機があり、買った切符を駅員さんが「パッチン」してくれますが、目的地である美術館図書館前駅では駅員さんもいないので、車掌さんが切符を集めてくれます。

で、そんな駅員さんがいない駅から電車にのるために、上の写真のような乗車駅証明書発券機があるんです。

この発券機、ボタンを押すと乗車駅の名前が記載された紙が出てきます。バスみたいな感じですね。それを電車内で車掌さんに渡すことで、切符が買えるんです。

 

というわけで、目的地の県立美術館に到着です。

 

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若冲が来てくれました
Sony α77 × Vario-Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5(1680Z)

 

今回、この美術館にきた目的はこの「若冲が来てくれました」展を見に来ました。

伊藤若冲は90年代以降、非常に人気の高い画家の一人ですが、その人気の火付け役となったプライスコレクションが、ここにやってきていました。

 

若冲のコレクションで有名なジョー・プライスさんが、東北復興の一助となれば、ということで、東北3か所(岩手県立美術館・仙台市博物館・福島県立美術館)で特別展が開催されたのです。

 

今回の「若冲が来てくれました」展は、伊藤若冲の作品だけでなく、ジョー・プライスさんがコレクションしている様々な日本画が出品されています。

ただ、やはり若冲の絵は一味違いますね。なんというか存在感が。

大胆に描かれた部分と緻密に描かれた部分が、柔らかな曲線と力強い直線が、それぞれ混ざり合って、一つの絵として完成している感じです。ワタクシのような素人でもなんとなく心打たれるものがありますね。

 

というわけで、非常に有意義な「若冲が来てくれました」展でした。まだもう少しやってるみたいなんで、興味ある方はぜひ。

ちなみに、ワタクシ思わずポスター買っちゃいました(笑)。

 

 

 

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