先週の土曜日、ワタクシには珍しく公式に休日出勤しました。
公式にっていうのは、勤怠表にちゃんと記入して出勤したってことなんですが(普段こっそり休日でることはあります 笑)、土曜日は現場の手伝いのために出勤しました。
工場
ワタクシの勤める会社は化学品を製造しているメーカーです。近頃は「工場萌え」という言葉もあって、工場地帯の写真を見たことがある方もいるかもしれませんが、そういう写真にも出てくるような銀色の塔がたくさんならんでいます。
ワタクシの会社のプラントではその塔の中に触媒がつまっており、そこに高温高圧のガスを通すことで化学反応が起きて、塔の出口に製品が出てくるといった感じです(一応企業秘密部分もあると思うので、ざっくりした感じに書きました・・・)。
定期整備
今、ちょうどその触媒の交換作業を行っています。つまりプラント全体をストップさせて、温度・圧力を下げ、塔を開放し、中の触媒を入れ替えているのです。
2年に一回の頻度でこの交換作業を行うのですが、膨大な量の作業を一定の期間でやらないといけないので、普段製造に携わっている人だけではどうしても人手が足りない為、ワタクシたちが応援に入るわけなんです。
交換作業
約一ヶ月の間に触媒を交換するわけですが、そのうちワタクシが手伝った作業は新触媒の充填作業です。塔のなかには直径5センチほどの管が数万本入っていて、その中に触媒を充填していきます。
細かくは書きませんが、反応器の中で地道に充填していく作業が続きます。触媒の粉塵が舞っている中での作業なので、ヘルメット・防護眼鏡・マスク・防塵服・皮手袋・安全靴というドラクエでもなかなか守備力の高そうな装備となっております(笑)。守備力が高いのはいいのですが、おかげでかなりの暑さなんです。90分おきに休憩を取るものの、ものすごい汗をかきました。一日でだいぶスリムになった気がします(笑)
製造課のおじちゃん達には、「事務所で数字をいじってるだけじゃなくて、こうやって現場で汗かくのもいいだろ?」と、青島係長のようなこと(ちょっと違うか・・・)を言われてしまいましたが、なかなかいい経験になりました。
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