ワタクシ、実は思想史とか哲学の話って結構苦手だったりします・・・。
ルソーにフロイトにグーグルってどんな関係が?
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Twitterなどでも有名な思想家の東浩紀さんの本です。
この間の「朝まで生テレビ」では橋下市長側に座っていた方ですね。
一般意思2.0 ルソー、フロイト、グーグル 東浩紀 著
冒頭にも書きましたが、ワタクシは哲学的なお話は興味はあるのですが、苦手です。苦手なんですが、興味はあるので思わず手を伸ばしちゃったりするのですが、結局よくわからないまま終わったりすることが多いんです。。。
しかし、この本は非常に分かり易く書かれています。
ざっくりあらすじを書くと、「一般意思」とルソーが呼んだ物をフロイトが「無意識」として定義し、それをグーグルが「データベース」として現代で実現している。といった所でしょうか。そして、その「データベース」が完成しつつある現代において、ルソーが考えた「一般意思」を再定義し、世の中に当てはめていこうとしている本です。と思います。
ワタクシのように哲学史や思想史が苦手な方でも分かり易く、現代に当てはめて書かれているのでとても読み易いと思います。さくっと読めると思うので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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