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初のフルマラソン

前の投稿でBSBのライブに行ってきた話は書きましたが、実はその翌日に参加予定だったのが ❝Jakarta Marathon 2019❞ です。

いや、BSBのライブが立ちじゃなくてほんとによかった(笑)。

ワタクシにとっての初フルマラソンなんですが、ジャカルタで経験することになるとは思いませんでした。

今まで、10kmやハーフマラソンは走ったことがあるのですが、フルマラソンは初めての経験。
一応、数カ月前から少し練習していたものの、練習含めてここまでの長距離を走ったことがありません。

若かりし頃

とは言うものの、ハーフマラソン以上の距離を走るのが、完全に初めてだったかと言うと、そういうわけではありません。

実は、ワタクシが通っていた中学・高校のマラソン大会は約31kmだったので、中学2年生~高校2年生の4年間は毎年2月頃に31kmを完走していました。

当時のワタクシのタイムで、大体2時間45分程度。あまり意識はしていませんでしたが、サブ4を目標に出来そうな感じですね(笑)。

うん十年経過して

十代の頃のワタクシにとって、31kmという距離は、当然大変な距離ではあったものの、毎年の行事だったこともあり、特別な練習をするわけでもなく、完走できていました。(体育の授業で走ったりはしていましたが)

ただし、その頃と比較して

 ・年齢 +20歳ほど(!)
 ・体重 +15kgほど(!?)

という、不利な条件しかそろっていません。。。(泣)

ジャカルタマラソン当日

さて、当日ですが、スタート時間は朝の4時半。
前日夜にBSBライブに行っていたワタクシたちには中々ハードなスケジュール(汗)。

スタート会場は、ジャカルタの真ん中にあるGelora Bung Karno Stadium、通称GBKです。
上の写真はスタート直前のスタジアム脇なんですが、まだまだ真っ暗です。

というか、これぐらいの時間にスタートしたとしても、このマラソンの制限時間は7時間なので、最遅で11時半まで走り続けることになります。

インドネシアで11時なんかに長距離走ってたら死んじゃうって・・・

レース中は?

さて、4時半にスタートしたマラソンですが、結果から言うとなんとか完走はできました。

が、中々に大変な経験でした。。。

まず、10km付近まではかなり好調に走っていました。
相方とともに走っていた(相方はフルマラソンの経験ありです。)のですが、10kmまでは同じペースで走れました。ただ、それを超えてくると少しずつ膝が痛くなってきました。

というわけで、相方には先に行ってもらい、ここからは孤独な闘いです(笑)。

膝に痛みを感じつつも、30km付近までは何とか走れたのですが、それ以降はどうやっても膝痛がきつくて、のこり10km強はほとんど歩いてました。

半分足を引きずりながら走って歩いていると、サポートスタッフや沿道で応援してくれている人たちに色々と声をかけられました。

Tidak apa-apa kah? (大丈夫?)

Iya kakinya sedikit sakit tapi tidak apa-apa ya, terima kasih ya. (足が少し痛いけど、大丈夫です。ありがとう!)

みたいな会話を交わしつつ、ゴールを目指します。

Tidak apa-apa について

ここで少し余談ですが、インドネシア語(インドネシア文化)の話を聞く際に、この「Tidak apa-apa(ティダッ・アパ・アパ)」という言葉によく出会います。
直訳すると、「問題なし」みたいな意味なんですが、インドネシア人はよくこのTidak apa-apaを使います。

(例)
「この仕事の締め切りは今日までだけど、どうなってる?」
「Oh Tidak apa-apa ya.」(まぁ、大丈夫大丈夫・・・ははは)

といった具合です。

ま、簡単に言うと、日本人からすると、完全に「Apa-apa」(問題あり)の状態なんですが、彼らは常に「Tidak apa-apa」なんです(笑)。

というわけで、このマラソンの時ほどインドネシア人の話す「Tidak apa-apa」が嬉しく感じた瞬間はありませんでした(笑)。

レースに戻って

ゴールの5km程度手前で、ワタクシが普段テニスをしているスポーツクラブの脇を通過しました。というか、今ちょうどみんなテニスしてるはず・・・。
マラソンなんか出ずに大人しくテニスしておけばよかった。。。という気持ちが沸き上がりつつも、のこり数km。
気合いを入れて、走りきり・・・歩ききりました!

タイムはなんと6時間半。。。

制限時間は7時間でしたが、「自分にはそんなの関係ねぇ」と思ってました。こんなギリギリになるとは・・・

完走メダルと参加賞のポロシャツ、ゼッケンになります。

いやぁ、フルマラソンはこれで十分かな・・・

ゆーすけ

このマラソンは同じ会社に勤務している日本人数名も一緒に参加したのですが、4名完走・2名リタイヤとなりました。 ただ、完走した4名のうち、なんとワタクシが一番遅かったのです。。。

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