インドネシアでは国民の7割以上がムスリムなので、アルコールを飲む人が圧倒的に少ないです。が、政教は分離されており、アルコール飲料が法律で禁止されてたりはしないので、スーパーやレストランなどで、アルコールを提供しているお店も少なくありません。
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ただ、やはりインドネシアで飲むことができるアルコール飲料は限られてきます。というか、関税の関係からか、めちゃ高い・・・(汗)。
日本酒や焼酎も売ってたりするのですが、日本酒四合瓶で5,000〜10,000円程度、焼酎は「いいちこ」でも6,000円ほどして、全然下町のナポレオン感がないです(笑)。
日本で、ベルギービールとかの輸入品がかなり高額で販売されているのと同じなんでしょうが、こちらでは他に選択肢がないってのが辛いところ。。。
そんな中、インドネシアでも安価で飲めるビールが、扉写真に載せたビンタンとアンカーです。
ビンタンはインドネシア産のビールです。もともとインドネシアはオランダ領だったので、オランダのビール会社であるハイネケンの工場があったようです。というわけで、今でもビンタンはハイネケン傘下のようです。ラベルの星マークはサッポロじゃなくて、ハイネケンのマークです(笑)。
アンカーはマレーシアのビールですが、インドネシア国内でも結構安く販売されています。店によっては、ビンタンより安い場合も。
値段は330ml缶でどちらも180円程度でしょうか。以前はもっと安かったようですが、インドネシアの物価水準自体がここ10年ほどで劇的に高くなってきており、日本の第3のビールとかに比べたら、少し高くなってきています。
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2つを比較してみましたが、見た目ではほとんどわからないですね。どちらもピルスナータイプのビールなので、色とかはほとんど一緒です。
飲み比べてみると、ビンタンの方が少しすっきりした感じ。アンカーの方が少し甘みがあります。ただ、どちらも日本のビールほどではないですが、ドライな感じなので、暑いインドネシアにはぴったりですね。仕事終わりの1杯にはいい感じです。
ただ、以前仕事関係での飲み会で、他社の支店長さんがおっしゃってたことなんですが、日本のビールに比べるとビンタンに含まれるプリン体が多いそうなんです。なので、痛風の方はちょっとひかえた方がよさそうですね。。。
あとで気付いたのですが、インドネシアでは今回の2つ以外にも、「バリハイビール」がありました。
こちらもいずれ記事にしますね。
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