台風と雪が同時にやってくるという天変地異(?)も少し落着き、穏やかな秋の雰囲気になってきたので、少し芸術に触れてみることにしました。
近代的(?)な建物
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM
やってきたのは東京六本木にある国立新美術館です。建物自体はとても奇抜な感じがしますが、辺りはとても静かで落着いた雰囲気の場所にあります。
今回、ここにやってきたのは「ゴッホ展」が開催されているからなのです。
ゴッホ展 ~こうして私はゴッホになった~
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM
前にも書きましたが、フィンセント・ファン・ゴッホはワタクシの大好きな画家の一人です。今年はゴッホ没後120年にあたるらしく、オランダのファン・ゴッホ美術館(ゴッホはオランダ生まれです。)と同じくオランダのクレラー・ミュラー美術館の協力でこのゴッホ展は開催されています。(確か5年ほど前にも同じ美術館と協力してのゴッホ展があったような・・・。)
さて、非常に楽しみにしながら美術館に入ったのですが、時間は12時過ぎ。ちょうどお昼時になってしまいました。ゴッホ展を見て回るのにどれくらい時間がかかるかわからないので、先にランチを摂ることに。
サーモン&エッグのライ麦サンドとフロランタン
LG Electronics Japan L-04B(docomo)
美術館内にあるカフェで優雅にランチです。ただ・・・、上の写真にあるようにサンドウィッチとフロランタンとホットコーヒーで1000円強・・・。ちょっと高くないですか?(汗)
セレブなランチを楽しんだあと、早速ゴッホ展です。
作品の製作された年代ごとにフロアが仕切られており、時代を追いながらゴッホの作風の進化を見ることができます。主に人物のスケッチを通して素描技術を確かなものにし、ドラクロアの色彩技術を学び、印象派の表現方法を身につけ、浮世絵の構図を取り入れることで完成した彼の作風を感じることができました。
また、今回のゴッホ展ではワタクシの一番好きな絵である『アルルの寝室』(実家の部屋にポスターを飾っています。)が再現されています。実際のこの部屋はもうなくなってしまったようですが、残っている図面や全部で3点あるこの作品を分析し、忠実に再現してあるようです。
人が多かったこもあり、3時間弱ほどかかって全部を回り終えました。
公式図録《限定版》
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM
というわけで、思わず図録を買ってしまいました。しかも、限定版・・・。だって、限定版の表紙が『アルルの寝室』なんだもん。。。
とまぁ、非常に楽しめました。このゴッホ展は東京は12月20日までで、1月~2月は福岡、2月~4月は名古屋で開催されるようです。機会があったらぜひ行ってみてください。
「100年後を生きる人々の心にも届く作品を残したい。」
亡くなる1ヶ月前の手紙にゴッホが書いた言葉です。彼の言葉通り、ちゃんと100年後の人々の心にも届いています。
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