先日、親戚の葬儀に出席しました。
亡くなったのは、ワタクシからすると、祖父の妹の旦那さん。関係は非常に遠縁になります。
実際、覚えている限り最後に会ったのは、ワタクシが中学生ぐらいの頃だったと思います。手で数えられるくらいしか会ったことがない人で、会場に行くまではイマイチ顔も思い出せずでした。
一人で会場に入り、親族の中でも数名しか顔が分からない状態でしたし、遺影を見てもどうもピンと来ない感じで。
しかし、最後のお別れでお棺に花を入れる際に故人の顔を見ると、一気に思い出しました。神戸のワタクシの実家に来た時は、神奈川に住む親戚一同をマイクロバスに乗せて来てくれたおじさん。非常に温厚そうな方でした。
お棺の蓋を閉める瞬間。やはりとても寂しい瞬間です。今まで顔さえきちんと覚えていなかった人なのに、もう二度と会えないのかと思うとちょっと・・・。
ワタクシ、「もう二度と来ない時」って苦手です。前の日記に「一期一会」という言葉を書きましたが、「再び」がない出来事ってちょっとつらいですね。
でも、「もう二度と来ない時」ってのがあるからこそ、全ての瞬間を悔いのないように生きなければならないのだと思います。
2012年2月27日という日は今日しかない。もう二度とやってきません。そう思うと、この一日をどれだけ有意義に過ごせるかが重要ですよね。
そんなことを再認識した一日でした。
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