9月の3連休を利用して、東北地方をドライブしてきました。
最初の目的地は平泉
Sony α200 × DT18-70mm F3.5-5.6
3連休の数日前にふと思い立って東北にドライブにいくことにしました。ただ、行楽シーズンの3連休にあいているホテルも少なく、とりあえずあいていたビジネスホテルだけを予約して出発。
ただ、東北の観光名所をネットで検索していて、「東北復興観光支援パス」というサービスを発見しました。これはNEXCO東日本が提供しているサービスで、東北地方の周遊エリア内の高速道路乗り放題というサービスなんです。今回のワタクシのようなドライバーにはぴったり。というわけで、早速、東北復興観光支援パスにも申込。
金曜の夜、仕事から帰ってきてから準備して、深夜0時ころに出発。途中渋滞やら仮眠やらを経て、平泉前沢ICを降りたのが9時すぎ。毛越寺(もうつうじ)横の駐車場に車を止めて、辺りを散策することにしました。
毛越寺の庭
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まずは毛越寺です。
ここは上の写真にある庭園が有名なようです。浄土庭園と呼ばれ、浄土を地上に表現したとされています。真中にある池のまわりには金堂や講堂の遺構が残っています。
ワタクシが行った時は偶然ですが、結婚式が行われていました。このお寺の檀家さんなんでしょうか。ちょうど大安の土曜ですしね。
さて、そこから歩いて10分程度のところにあったのが「柳の御所遺跡」です。奥州藤原氏がこの辺りを治めていた時の政庁とされている「平泉館」の遺構です。
柳の御所遺跡
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はい、酷い言い方をすればただの草原でした(汗)。
まぁ、遺跡ってそんなもんですけどね。確かにかなりの面積があり、当時の奥州藤原氏の勢力を窺い知ることはできます。ただ、もうちょっとなんか残っててくれてもいいんですけどねぇ・・・(笑)。
さて、気を取り直して、次に向かうのは「無量光院跡」です。歩いて5分程度でしょうか。なんとなく「跡」という文字に不安を抱えながら行ってみると・・・。
無量光院跡
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ん~、ワタクシには田んぼのようにしか見えない。。。
元々は池の上に浮かび上がるようにして寺院が立っていたそうです。宇治の平等院鳳凰堂を手本にして建てた寺院だったそうなので、現存すればなかなかの物だったのではないでしょうか。
さてさて、草原と田んぼを見学してきたわけですが(笑)、次に向かうのは「高館」というところです。
無量光院跡から歩いて5分程度でしょうか。
高館・義経堂
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ここは、源義経が藤原泰衡の奇襲にあい、最期をむかえたとされる場所です。その中でも上の写真にある義経堂は義経が自害した場所だとされています。上の写真でも微かに見えますが、中に義経像が立っています。
そして、ここから徒歩10分程度のところに中尊寺があるのですが、その麓に建っているのがこちら。
武蔵坊弁慶の墓
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立ち往生で有名な弁慶坊のお墓です。立ち往生や勧進帳のような話が本当かどうかは知りませんが、弁慶のような人自体は実在の人物のようです。源義経が奥州に逃げのびる際、多くの僧兵が手助けしたとされているのですが、その一人だったのではないでしょうか。
ここから石段や坂を登ること10分ほど、やっと中尊寺に到着です。
中尊寺金色堂
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この中尊寺には様々なお堂があり、その中の一つが有名な金色堂です。ただ、金色堂そのものを守る為に覆堂と呼ばれる建物で囲ってあるので外からは見えません。
現在の覆堂は比較的新しいものですが、すぐ近くに鎌倉時代から金色堂を守っていた初代の覆堂も現存しています。
写真撮影はできなかったので、写真はありませんが、とにかく金色でした。お堂は全て金で塗られており、中の装飾も金や螺鈿、象牙などでできており、非常に豪華絢爛な感じです。
というわけで、平泉探索は終了です。
半日以上、付近を歩きまわって結構疲れました。この日は非常に天気がよく、東北といえど気温は30度超えてるし。なので、あとは温泉でゆっくり、ってことで、秋田の秘湯「乳頭温泉」に向かうことにしました。
100km程でしょうか、最後はでこぼこの砂利道を通ってたどり着いたのですが。
乳頭温泉 鶴の湯
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到着時刻は16時半。。。
入浴時間15時までって・・・(涙)
そんなに早く入湯時間が終わるとは思っていませんでした。完全に調査不足。。。
結構、楽しみにしてたんですけどねぇ・・・混浴(笑)。
と、そんなことを嘆いていてもどうしようもないので、さっさと宿まで行って寝ることにしました。
これにて前篇終了です。2日目はまた次回に。
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