すでに不惑を超えたワタクシですが、今更ながら全く新しい趣味を始めてみることにしました。
趣味のカテゴリー
プロフィールにいろいろと趣味について記載しているのですが、ワタクシは今までどちらかと言うと動的な趣味が多かったのですが、今回は静的な趣味を始めることにしたのです。
何を始めたのかと言うと
実際は2022年4月頃から始めたので、すでに2年近く経っているのですが、実は「チェロ」を始めました。
あの、大き目のヴァイオリンです(笑)。
いわゆる「大人の音楽教室」に通っているのですが、当然ながら、楽器を演奏するのって難しいですね。音を出したり、音程を合わせたりするだけで精一杯なんですが、先生は「この曲の作曲家が当時感じてたことをイメージして演奏してみて」とか「ここの音で喜びを爆発させて」みたいな、かなり芸術性の高いことを要求してきます(笑)。
子供の頃にピアノを習っていたことはあるのですが、チェロの音階はヘ音記号がメインなこともあり、最初は楽譜を読むのもままならず。。。今でも楽譜に指番号を書いたりしながら、何とか音階についていっている状態です。
一大イベント到来
そんな状態ながらも、少しずつ上達していってるのを楽しんでいたのですが、のんびり言ってられない事態に陥りました。
レッスン生による弦楽器発表会「Cordare Concerto」に出ることになったのです。
しかも、他のレッスン生とともに6人のアンサンブルです。課題曲はオズの魔法使いの「Over The Rainbow(虹の彼方に)」。練習期間は半年ほどあるものの、本当に弾けるようになるんでしょうか・・・
というわけで一気に本番
つい先日、本番を終えました。
こういった発表会なんてほとんど経験ないですし、ホールの舞台に立つなんてこともほぼ未経験です。。。
当日朝のオリエンテーションで一連の流れの説明を受けたのですが、
・チューニングルームでチューニング後待機
・舞台袖に移動
・暗転している舞台に移動し、演奏の準備(譜面をセットしたり)
・舞台が明転後、演奏者・曲目の紹介(放送)→お辞儀
・演奏スタート
という段取りです。
チューニングルームで待機している間、一緒に演奏する人たちと少し練習する時間があり、そのおかげで少しリラックスして舞台に移動できたのですが・・・
実際に舞台に移動して演奏準備した後、舞台が明転したころから急に緊張してきました・・・。
今回、6人のアンサンブルですが、先生が編曲してくださったもので、6人それぞれの力量に合わせたパート譜にしつつも、それぞれが少しずつ主旋律パートを弾けるようにしてありました。
なので、ワタクシもところどころ主旋律を弾くことになります。
曲の最初の方は主旋律が出てこないので、緊張しながらもなんとか心を落ち着けて音を出していたのですが、自分が主旋律のパートでは、比較的大きな音を出さないといけないこともあって、緊張とともにかなり必死になっていたと思います。もう鼓動が聞こえそうなくらい(笑)。
そのせいか、弓を持つ右手がちょっと震えたり・・・(苦笑)。とはいっても、常に何等かのパートを弾いているので「落ち着いて深呼吸」なんていう余裕もなく、曲は進んでいきます。
自分のパートをこなしていくだけで精一杯でしたが、なんとか最後まで演奏しきることは出来ました。
レッスン生の発表会ということもあり、曲自体も5分半程度だったので、あっと言う間に終わった感じでした。
自分では、綺麗に弾けなかった、とか、力んだり緊張したりで弓が弾んで音が震えてた、とか思っていたのですが、後から映像を見てみると、そこまでひどい感じではなかったので、まぁ、初の発表会としては及第点だとしておきましょう(笑)。
でも、今回、課題曲をみんなで練習して・・・というのはなかなか楽しかったですし、発表会に出るといういい経験が出来ました。今後もこういった機会があるかもしれないので、がんばっていこうと思います!
音楽の発表会なんて、ピアノの発表会に出た小学生の頃以来ですね(笑)。
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