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断食期間中の様子

今年のラマダーン(断食月)も終盤に差し掛かり、世間はレバラン(断食明けの休日)に向けて、若干お祭りモードとなってきました。

レバラン休暇

今年のレバランは7月6日・7日なのですが、インドネシアでは習慣的にレバランの前後も休日にする会社が多いようです。

ワタクシの会社もレバラン休暇の前後である5日と8日は会社の公休となっており、大概の社員が有給休暇を取得することで、1週間以上休みます。ワタクシの会社と取引のある地場の銀行なんて7月4日〜8日はお休みだそうで、銀行業務をやってません。

っていうか、ワタクシの直の部下である経理シニアマネージャーは6月25日〜7月14日までお休みだそうです。。。

というわけで、日本人の間ではよく言われる表現として「レバラン=正月+お盆」みたいな感じです。実際、インドネシアでは、長期休暇はこれくらいしかないので、みんな旅行に行ったり、地元に帰ったりしてるようです。

ワタクシも7月4日はお休みを頂いて、一週間ほど日本に帰るつもりです。

断食中の街なか

ワタクシにとって初めてのラマダーンだったわけですが、ラマダーン中は普段とは違ったことが諸々あります。

レストラン

街なかのレストランでは、日中も営業しているのは変わらないのですが、ムスリムの方々に配慮して、またテロ警戒の意味もあるのかもしれませんが、外から見えないようになります。

窓はカーテンやブラインドをしっかりしたり、ガラス張りのお店だとフィルムや紙などを貼り付けたりします。

また、アルコール類を提供しなくなる店が増えたり、アルコール類を飲んでるようには見えないようにカモフラージュしたり(ビールをマグカップで提供するところもあるようです)・・・。

ゴルフ場

ムスリムがゴルフをしなくなるので、結構すいてたり、安くなってたりします。
ただ、キャディーさんが中には厳格に断食を守ったりするので、倒れないか心配になったりします(汗)。

テニスコート

ゴルフ場と同じく、かなりすいてます。
そりゃ、こんな暑い中何も飲まずにテニスしたら確実に熱中症になっちゃうでしょうね。。。

断食中の職場

業務時間が変わることは以前にも書きましたが、ムスリムの従業員は職場では飲食をしなくなります。

https://celeste-alpha.com/post-3635/

そんな中、我々日本人従業員もムスリム従業員に配慮して、デスクでは飲食しないようにします。

普段、オフィスボーイ(お茶淹れたりしてくれる人)が水やコーヒーをデスクまで持ってきてくれるのですが、ラマダーン期間中はそれがなくなり、給湯室に用意してくれるようになるので、日本人は給湯室でだけ水を飲んだりしています。

ブカプアサ

インドネシアではラマダーン中に、ブカプアサという行事を行うことがあります。
ブカプアサとは「ブカ=明ける」「プアサ=断食」ということで、日没後に食事を摂ってもよくなってから、パーティーを開く感じです。

英語でいうと、まさしく「ブカ=break」「プアサ=fast」・・・夜だけど(笑)。

ワタクシの会社では、結構田舎にあることもあって、地域コミュニティーの方々(地元のおっちゃん達)を招待して、社内の食堂でパーティーを開催します。

断食も終わって

実際、ワタクシもムスリムの方々と同じように断食してみました。
とは言っても、平日6時〜18時に飲食を止めただけで、土日は普通に食べてたのですが・・・。

ラマダーンダイエットによって(?)少しはマシになったはずのお腹周りですが、上にも書いたとおりレバランは日本に一時帰国するつもりですので、そこでがっつり呑み喰いして、しっかりリバウンドしてしまいそうな予感です。。。

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