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全豪オープン2010

全豪オープンの全日程が終りました。

 

 

結果は男子優勝がフェデラー、準優勝がマレー。女子は優勝がセレナ、準優勝がエナンでした。

 

 全体的な感想

フェデラーは相変わらず危なげないですね。言い方は悪いかもしれませんが、試合を見る限りマレーでは勝てない気がしました。ナダルは故障気味だし、また王者フェデラーが君臨するんでしょうか。

女子ではできればエナンが勝ってほしかったかなぁというのが本音です。でも復帰間もないグランドスラムでこれほどの結果を残すのはさすが元チャンピオンです。決勝は実力を発揮できていない感じがしましたが・・・。

 

 ワタクシの好きな選手は?

 現役の選手の中でワタクシが好きなのは、男子だとジョコビッチ(同じラケット使ってるから笑)で、女子ならウォズニアッキです(若くてかわいいから笑)。

 

ジョコビッチ

まず、ジョコビッチは準々決勝でツォンガに負けてしまいました。最近はどうもマレーに置いていかれている気がします。4強の一人というか、3強の次って感じになっているのでは・・・。やはりスロースターターすぎるんじゃないでしょうか。あとはもっとやる気を・・・。

 

ウォズニアッキ

次にウォズニアッキですが、数年前にスーパージュニアの決勝を森田あゆみと争ってたころとは比べ物にならないくらい強くなりました(この決勝戦は観戦に行ってました。)。気付けば今大会は第4シードではないですか。でも、同じく最近頭角を現してきた中国のリーに4回戦で負けてしまいました。(余談ですが、ウォズニアッキの本戦初戦の相手はウズニアッキっていうカナダの選手でした。審判のコール聞き取りにくかったんじゃあ・・・。)

 

 日本人選手は?

 今大会で本戦出場をはたした日本人選手は全部で3名。クルム伊達公子と森田あゆみ。あと一人は・・・、あとで紹介します。

伊達さんは単複共に、森田さんは単のみですが、1回戦で負けてしまいました。2人とも次回はがんばってほしいものです。特に森田さんはこれから期待の新人の一人です。ポスト杉山を目指してがんばってほしいですね。

 

 そういえば、ダブルスも

 ダブルスを忘れるとこでした。数年前からルールが変わり、よりシングルスの影に隠れてしまうようになったダブルスですが、どちらかというと見てて楽しいのはダブルスではないでしょうか。

結果はというと、男子がブライアン・ブライアン、女子がウィリアムズ・ウィリアムズ、ミックスがパエス・ブラックとなりました。

いやぁ、やっぱり兄弟・姉妹ってのは以心伝心なんでしょうか(笑)。強いですねぇ。ブラックは女複では準優勝に甘んじましたが、ミックスではしっかり勝ったようです。

 

 さて、もう一人の日本人は?

 先ほどすこし焦らしましたが、本戦に出場したもう一人の日本人は国枝慎吾さんです。テニスをやられてる方はご存知だと思いますが、テニスを知らない方にはあまりなじみの無い名前だと思います。

 

国枝慎吾さんとは

 この方は車椅子テニスの第一人者なんです。パラリンピックなどではたまに話題になったりしますが、実力は相当なもので、アテネパラリンピックではダブルス金メダル、北京パラリンピックではシングルス金メダル・ダブルス銅メダルを獲得してます。今回の全豪も単複ともに優勝。実は全豪2冠4連覇です。日本人が世界の舞台でトップに君臨しているなんて、なかなかないですよね。これからもがんばっていってほしいと思います。

 

§追記(2010年2月1日)

すみません、もう一人本戦出場者がいました(汗)。斎田悟司さんです。この方は国枝さんより10歳ほど年長者で以前日本の車椅子テニス界をひっぱっていた方です。と、過去形で書いていますが、まだまだレベルは高く、今大会でも、シングルスベスト4・ダブルス準優勝です(ともに国枝さんに敗退しています。)。最近スポーツ界ではアラフォーの方々が活躍されてますが、同じくこれからもがんばってほしいです。

 

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