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ATPワールドツアー最終戦

現在ATPツアー最終戦真っ只中です。

 

A組【フェデラー(1位)・マレー(4位)・デルポトロ(5位)・ベルダスコ(8位)】とB組【ナダル(2位)・ジョコビッチ(3位)・ダビデンコ(7位)・ソデルリング(9位)】の4名×2組の8名が、ラウンドロビン方式で戦い、2名ずつ4名が準決勝に進出できるのですが、その中でフェデラーが2勝(vsマレー、vsベルダスコ)をあげたところで、年間世界ランク1位が確定しました。

以前、テニス雑誌の記事(今から約5年ほど前、フェデラーの全盛期が始まった頃)で、面白いものがありました。(どの雑誌だったかは忘れてしまいましたが・・・。)

内容は、テニス選手がよいパフォーマンスを発揮できるのは25歳頃がピークになり、その後は落ち目になる。理由としては、トレーニングによる肉体改造の限界と、巨大化した筋肉の回復を担う内臓能力の限界による、と書かれていました。

つまり、どんなに厳しいトレーニングを積んだとしても、本来その人が(トレーニングしなければ)持つことはなかったであろう大きな筋肉を回復させるために必要な内臓の能力がついてこなくて、どうしてもケガをしやすくなったり、治りにくくなったりするらしい。

で、その分かれ目がだいたい25歳。

今までの名選手たち、サンプラス、ベッカー、マッケンロー、ボルグ、エドバーグ、レンドル・・・もだいたい25歳頃から試合数・勝率ともに減少傾向にあったらしい。

 

この記事が書かれたのは、フェデラーが王者と呼ばれ始めた頃。フェデラーが22歳ぐらいだったと思います。記事のテーマとしては、フェデラーがどれだけ王者に君臨できるのかってことだったと。

ただ、フェデラーが他の名選手たちと違うのは、ちょっと遅咲きだったこと。10代から活躍していた名選手に比べるとフェデラーが始めて4大大会で優勝したのは2003年のウィンブルドンで、彼が21歳の時なのです。

 

そんな記事が書かれてから約4年後の2008年(フェデラー27歳)、世界ランク1位はフェデラーからナダルへ移ります。

やはり、記事にかかれたことはあたってたんだなぁとワタクシは思っていたのですが、なんと今年は再びフェデラーが世界ランク1位。

例外ってのは結構あるものです。アガシや伊達さんのように復活を遂げた選手だっているわけです。これからフェデラーのキャリアがどうなるかわかりませんが、『史上最高のプレーヤー』とまで呼ばれた彼はこのままでは終らないんじゃないかと期待しながら見ようと思います。

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