フランス・アルザス地方で作られるウォッシュタイプのチーズ、マンステールです。
パッケージは一見するとスイスっぽい気もしますが・・・
Sony α200 × DT30mm F2.8 Macro SAM
今回はウォッシュタイプのチーズです。このタイプの特徴は発酵させる段階で表面に雑菌が繁殖しないように洗うことです。また、洗うことで発酵の調整もしているようです。そこから『ウォッシュタイプ』と呼ばれているのですが、何を使って洗うのかはその地方(チーズ)によって様々なんです。真水や塩水に始まり、ワインやブランデーなどで洗われることもあるようです。このマンステールは塩水を使ったウォッシュタイプチーズです。
周りはベタベタしています。
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当然、表面はしっとりしています。また、このウォッシュタイプはリネンス菌という菌を使って発酵するのですが、このリネンス菌というのは納豆菌の親戚のような菌なので、表面はベタベタしているのです。
表面はサーモンピンク、なかはミルク色
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また、このリネンス菌の発酵によって色はピンク色になります。匂いもすこし独特できつい為、ウォッシュタイプが苦手は方も多いと思います。
が、このマンステールはウォッシュタイプの中でも味は非常にマイルドです。確かに匂いはきついので、最初は敬遠してしまうかもしれませんが、口に入れてみるとミルクの旨みがしっかり引き出されていてとてもおいしいチーズです。
このチーズは元々フランス・アルザス地方の修道院で作られ始めたのが起源だとされているのですが、現地アルザスではこんな香辛料と一緒に食べるのです。
クミンシード
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そう、カレーなどで有名なクミンシードです。これをつけて食べると味が引き締まるようです。一見アンバランスな組み合わせのように感じるのですが・・・。
早速チャレンジ
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クミンシードをつけて一口。マンステールの香り&食感とクミンシードの風味がしっかりマッチしています。なかなか面白い味わいですが、チーズのしつこさを消してくれるので、とてもさっぱり食べることができます。
また、茹でたジャガイモなんかとの相性もいいそうです。
当然チャレンジ
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食べてみると、ジャガイモとの相性は完璧です。こんなにジャガイモ&マンステール&クミンシードがうまく調和するとは思いませんでした。これはかなりおいしいので、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。
もしかしたら、ジャガイモに乗せた後、オーブンなどで焼いてみてもおいしいかもしれません。今度チャレンジしてみよかなぁ。
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