たまには真面目な話でも
連日、北朝鮮が韓国に砲撃したニュースが放送されています。
ついに北朝鮮が行動を起こしましたね。専門家の方々が様々な批評・予想を話されていますが、北朝鮮・韓国・日本・中国・アメリカを巻き込んだ戦争にならない事を願うばかりです。
こういったニュースを見ていて感じたことがあります。
それは、情報のバランスについてです。今、ワタクシがニュースなどから得ることが出来る情報としては、「北朝鮮が韓国の延坪島へ数百発の砲撃を加えて、民間人を含め死傷者が出ている。」って感じでしょうか。なんか一方的に北朝鮮が悪者になっていますが、それはもしかして日本にいるからではないか・・・とちょっと思うのです。
上記の情報は、韓国⇒日本と伝わっているものだと思いますが、北朝鮮側の情報はほぼ手に入らないと言っていいと思うんです。というか、万が一北朝鮮側が「韓国が攻撃してきたから砲撃し返した。韓国からの攻撃で被害多数。」みたいな声明を出したとしても、事実はどちらであったとしても、ワタクシたちは韓国側の情報を信じてしまう気がするのです。
最近よく名前のあがる尖閣諸島とか竹島の問題も同じような気がします。なんとなく日本でニュースを見ている限り、元々日本の領土なのに中国とか韓国とかがいちゃもんをつけてきている、というようなニュアンスに聞こえます。
ま、自国というか、自分の立場からのニュースってのは間違っていないと思うのですが、それに完全に流されているような気がして少し不安になるときもあるのです。昔、日本が戦争を起こした時も結局は国民全体が日本は正しいことをやってると信じていたはずです。
何が正しくて何が正しくないかっていうのはとても難しい問題だとは思いますが、自分の中での「正義」を判断するための正しい情報を手に入れることがそれ以上に難しいなと感じた今日この頃でした。
P.S.
ちなみにワタクシは韓国が間違っているとか北朝鮮が正しいとか言うつもりはありません。ただ、どうも一方向からしか物事を見れていない気がして、ちょっと不安になっただけなんです。
Nov 25 (Thu) , 2010 ∥ Category: Diary
コメントの投稿