何が正しいのか
今朝、通勤途中に事故りました。。。
事故ったと言っても自転車に追突されたぐらいなので、これといって被害はないのですが、前々から思っていることをちょっと。
ここ5年ほど(?)、自転車が非常に流行っています。ワタクシの近所でも休みの日になると、ロードバイクやクロスバイクに乗ってツーリングしている姿を見かけます。そういうワタクシも時間があればロードバイクで出掛けたりします。
しかし、自転車に乗る人が増えたことで問題になるのがやはりマナーの問題です。
本来、自転車は軽車両であり道路交通法で厳しくルールが決められています。ただ、自動車やバイクと違って「交通反則通告制度」がないために違反が見過ごされていることが多いんです。
簡単に「交通反則通告制度」について説明いたします。普通何か違法行為があった場合は裁判所で審判されます。しかし、道路交通法違反に関しては毎日大量の事件が発生します。その度に家庭裁判所で審判していては裁判所がいくらあっても足りません。そこで、軽微な違反に関しては交通反則告知書(反則キップ)により通告し、それに対して罰則金を納付することで、公訴を免れるという制度です。
ただ、この制度は自動車及びオートバイに関して規定されており、自転車には適用されません。つまり、もし自転車で道路交通法違反を起こすとその都度裁判所に出頭し審判を受けなくてはなりません。で、基本的にはそれも煩雑になる為、自転車による軽微な違反は見過ごされているというのが現状です。
しかし、そのせいで自転車による違法行為(マナー違反含む)が非常に多くなっている気がします。
ワタクシが最も気になっているのが、通行帯の問題です。
上にも書きましたが本来自転車は軽車両なので、車道を走るべきです。当然左側通行で。ただ、交通量が多い道などは、歩道に「自転車通行可」の標識があり、歩道を走行してもいいことになっていますが、基本的には歩道は「歩行者優先」です。
まぁ、現状では自転車が「チリンチリーン」と歩行者を蹴散らして走っていくって感じになってるんでしょうか。慣習上は「自転車優先」ってことですよね。
ワタクシは法律側を遵守しようと思っていますが、上のように慣習で「自転車優先」が根付いていくのであれば、歩行者としては気をつけないといけないですね。でないと今朝のワタクシのように自転車に轢かれることになります(笑)。
Jun 24 (Fri) , 2011 ∥ Category: Diary
コメントの投稿